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上小の森林(もり)づくり

上小の森林(もり)づくり

「森林経営計画制度」が始まりました
森林経営計画制度とは?

 平成24年度より山の手入れの補助制度が大きく変わりました。今までは個々に森林整備を行ってきましたが、これからは地域ごとに森林をまとめて、どのように森林を手入れしてくかなどの5年間の長期的な計画を作成し、計画に沿った施業することが、補助金を受けるための必須条件となりました。

 

森林経営計画を作成する目的は?

 森林を計画地ごとの大きな単位で管理し、施業を集約化して、作業のコストダウンを図ります。また、計画に沿い作業道を開設しておけば、次回の間伐や将来の主伐にも再利用でき、より長期的な計画を立てることも可能になります。

 

森林組合に委託して森林経営計画を作成してもらうためには?

 森林組合との間に「森林経営委託契約」を結んでいただくことが必要になります。組合では、皆さんの山の現状に合わせた作業プランを立て、適切な「森林経営計画」を作成します。

 

 

 

境界明確化事業を進めています

 

 

 昔に比べ、森林所有者の方が自分の山へ足を運ばなくなり、また、若い方へ世代交代が進む中で、いざ自分の山へ行ってはみたものの、「山の境界がわからない」といった話をよくお聞きします。

 そこで組合では、森林の境界を調査し確認する「境界明確化事業」を進めています。

 

  

 

 

 

 組合では、地区ごとに隣接する森林所有者の皆さんに集まっていただき、記憶や地図を頼りに境界を確認する作業を行っています

 

 

 

 こうして判明した境界には、杭を立てGPS測量器を使い位置情報を記録します。こうした森林データをパソコン上で一括管理することで、次の世代まで情報を引き継ぐことができるようになりました。

 

 今後も境界明確化事業を進め、地域の森林を守っていきたいと考えます。